パートナーと長く一緒にいると「どうしてこんなに考え方が違うんだろう?」と感じてしまう時もありますよね。特に子供に対してはお互いに真剣な分、意見の対立が起きてしまうことも。
今回は筆者の友人のエピソードを紹介します。

娘の進路について夫婦で対立

これは娘が中学3年生だった頃の出来事です。娘の進路について、夫と意見が対立してしまい、夫との間に見えない壁を感じていました。
英語が得意な娘は英語に特化した学科か、英語以外のことも幅広く学べる普通科のどちらを選ぶかで悩んでいました。

娘に“正解”を与えようとする母親と自分で悩み答えを出す“選ぶ自由”を与えようとする父親。
夫は対立する敵ではなく、娘の為にいろんな意見を出してくれていたのだと気付けたそうです。
どちらが正解という訳ではなく、意見が違うことは対立ではなく視点の違い。色々と考えることができるのは、実は豊さなのだという考え方はとても素敵ですね。

【体験者:40代・女性会社員、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

Illustrator:ねこの
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。