駅前の駐輪場で、自分の自転車にまたがる見知らぬ男性と遭遇した女性。
一瞬「窃盗事件!?」と緊張が走るなか、思いもよらぬ展開が待っていました。
今回は筆者の友人から聞いた、驚きと教訓のエピソードをご紹介します。
一瞬「窃盗事件!?」と緊張が走るなか、思いもよらぬ展開が待っていました。
今回は筆者の友人から聞いた、驚きと教訓のエピソードをご紹介します。
窃盗事件!?
ある朝、いつものように駅前の駐輪場に向かうと、自分の自転車に見知らぬ男性がまたがっていました。
「それ、私のですけど」
と思わず声をかけると、男性はキョトンとした表情。
そして思いもよらないひと言を発したのです。
「妻からこの自転車で帰ってくるように言われているのですが」
困惑
訳が分からず混乱しながら、
「どういうことですか?」
と尋ね返すと、彼はポケットからメモを取り出しました。
“駅前の黒い自転車”“かごのメッキが一部剥がれている”“鍵は開いているからすぐ乗れる”
メモの内容にあった自転車の特徴は私のものと一致しています。
確かに、鍵は昨日つけ忘れていたものの、自分の自転車は自分で見たら分かります。『どこからどう見ても私の自転車のはずなのに』と困惑していると……。