筆者の体験談です。息子が高校1年生の時でした。初めての三者懇談で息子の成績表を見て、頭痛がしました。それくらいひどい成績だったのです。ところが数か月後、成績が急上昇。そのきっかけは、なんと‟ラーメン一杯をかけた勝負”でした。
懇談で頭を抱える母
筆者の高校1年の息子の成績は、驚くほどひどいものでした。
そして迎えた初めての三者懇談。
担任の先生は表情を曇らせながら、「このままでは大学進学も難しいかも」と一言。
成績表を見た私は、思わず頭を抱えてしまいました。
「先生、私、ちょっと頭痛が……」。
「お母さん、大丈夫ですか?」
先生にまで心配される始末。
ため息をつきながら懇談室を出た途端、息子は勢いよく走り去り、気が付いたら姿が見えなくなっていました。
私の怒りが爆発することを察して、逃げたのです。
突然スイッチが入った息子
そんな息子に転機が訪れたのは、その数か月後。
「オレ、ちょっと勉強するわ」と、部屋にこもるように。
どうせスマートフォンでもいじってるんだろう、とこっそり様子を見に行ってみると、意外にも本当に勉強している様子。
あのひどい成績だった息子が、なぜ?