これは筆者自身の体験です。
子供の頃にたくさんの習い事をしていた私。
その価値を本当に理解できたのは、大人になってからでした。
自分が親になった今、「経験を贈ること」の意味と、親が私に注いでくれた想いの深さに改めて気づかされた出来事です。
子供の頃にたくさんの習い事をしていた私。
その価値を本当に理解できたのは、大人になってからでした。
自分が親になった今、「経験を贈ること」の意味と、親が私に注いでくれた想いの深さに改めて気づかされた出来事です。
立ちはだかる“月謝”の現実
「この子にもいろんな経験をさせてあげたい」そう思ったとき、ふと現実に立ち止まりました。
通わせたい習い事はいくつもあるけど、どれも月謝がかかる。すべてを叶えるのは家計的に厳しい。
そこでようやく、私の親がどれだけの想いと覚悟であれほどの習い事をさせてくれていたのかに気づいたのです。
経験は、未来への贈りもの
子育て中の私たちは、何かと不安が尽きません。
でも、今の経験がきっといつか子供の力になると信じること。
完璧じゃなくてもいい、自分にできる範囲で何かひとつでも「経験というプレゼント」を贈ってあげられたら、それだけで十分なのかもしれません。
そして、子供が大人になったとき、「あの経験が今の自分をつくっている」と思える日が来ると信じて。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。