筆者の友人・真奈さん(仮名)は、子どもとのプール遊びが夏の楽しみ。でも、水が流れ出すたび近所が気になるそうです。ある日、近所で恐れられていた隣のご主人が怒鳴ってきましたが、その言葉は意外すぎるものでした。
夏の風物詩と、ちょっとした後ろめたさ
真奈さんは、念願だった中古の一軒家を購入して、新しい町に引っ越しました。
夏の週末になると、駐車場にビニールプールを広げて、子どもと遊ぶのが毎年のお楽しみ。
ときにはプールを三つ並べて、フワフワの噴水おもちゃを使うこともあるそうです。
水しぶきに笑い声。楽しい時間のはずなのに――。
気になるのは、片付けのとき。大量の水が道路に流れ出すたび、
「これ、ご近所さんに迷惑じゃないかな……」と、心のどこかで引っかかっていたそうです。
ついに来た……雷のような一喝
片付けのたびに、大量の水が歩道や道路に流れ出してしまう。
真奈さんはいつも、
「近隣のお宅、もしかして迷惑に思ってるんじゃ……」と気になっていました。
お隣の家は、代々この土地に住んでいるという立派な洋館風の一軒家。
庭もきちんと手入れされていて、住む人のこだわりが感じられるような佇まい。
ある日、いつものように水を抜いていたときのこと。
「ちょっとー! その水さー!!」
庭から飛んできた怒鳴り声に、真奈さんは凍りつきました。