「家族だから」と我慢してきたけれど……。ある日ついに口をついて出た私の本音に、思わぬ変化が訪れました。友人が、体験談を語ってくれました
「車、出してくれるよね?」当たり前のように頼られる日々
都会で暮らす息子夫婦は、車を持っていません。
そのため、わが家に遊びに来ると、当然のように私たちが車を出すのが習慣になっていました。
「せっかく来たから、アウトレット行きたいな」
「あのスーパー、珍しいお菓子あるから寄りたい」
最初は孫の顔も見られるし……と、うれしくてつい応じていました。
けれど、回を重ねるごとに、気づけば私と夫は、まるで“足”のような存在に。
70代の夜の運転
特に、夜の運転は怖いのです。私はもう70代で、夫も同じ。目はかすむし、疲れも残るんです。
それでもお嫁さんは「お義父さん、まだまだ運転できそうですよね!」と笑いながら言い、息子も「ちょっとだけだから頼むよ」と悪気なく言ってくるのです。
気づけば、帰省のたびにあちこち連れ回され、こちらはぐったり。
でも、「もう無理」とはなかなか言えませんでした。せっかく来てくれたのに、気を悪くされたら……と思うから。