ホテルが取れない! どうする私
Aさんは子どもが中学生の頃、部活動で遠征に行くことになりました。子どもたちのホテルは学校が取ってくれたものの、帯同を希望する親は自分でホテルを用意しなければなりません。
ホテルを予約するのに出遅れたAさん、急いでホテルを探しますがどこも空いていませんでした。困ったAさんがようやく見つけたのはゲストハウス。
相部屋形式でキッチンやシャワー、トイレは共有というゲストハウスのスタイルに戸惑ったものの、そこしか空いていなかったのでAさんはゲストハウスに泊まることにしました。
ここは日本? ゲストハウスの客層
子どもの遠征の日を迎えたAさんは、子どもの応援を終えてゲストハウスへ向かいます。レビューでは高評価だったものの、初めて泊まるゲストハウスにAさんはドキドキしていました。
ゲストハウスに宿泊していたのは多国籍な外国の人たちで、その日の日本人宿泊客はAさんだけ。とりあえず眠れればいいと他の宿泊客と交流する気はなかったAさんですが、シャワーを浴びた後で共有スペースでお酒を飲んでいた外国人に話しかけられました。
日本を旅行しているくらいですから、日本に興味のある外国人ばかり。Aさん自身にも興味を持って話しかけてくれ、Aさんはとても楽しい時間を過ごしました。
ゲストハウスが大好きになりました
日本にいながら、まるで海外旅行をしているような気分になれたAさん。普通のホテルが取れずに選んだゲストハウスでしたが、Aさんにとっては大当たりの宿となりました。
このときに知り合った人とはSNSでつながり、今でもずっと交流が続いています。
ゲストハウスが大好きになったAさんは、これ以降もゲストハウスを選んで旅行をするようになりました。最初に選んだときと同じくレビューの高いゲストハウスを選べば、特にトラブルもなく毎回楽しく過ごせています。
ゲストハウス最高!
何度もゲストハウスを利用したAさんは、ゲストハウスの虜となりました。
まず、ゲストハウスは宿泊料が普通のホテルよりも安価です。安い料金で、まるで海外旅行をしたような気分になれてお得感があります。
そして普段は知り合えない海外の人との交流ができるという点は、普通のホテルにはないゲストハウスならではの魅力でしょう。
Aさんはゲストハウスでの交流を通じて、英語の勉強がしたくなり今では英語の勉強も頑張っています。どんなことがきっかけとなって、新しい楽しみが増えるかはわからないものですね。
【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。