今回は、知人のB子さんに聞いた、義実家で起こった信じられない出来事をご紹介します。新婚気分も冷めやらぬ中、初めての義実家訪問で待ち受けていたのは、まさかの義母ルール。戸惑いながらも我慢を重ねたB子さんの前に、衝撃の展開が訪れます。

初めての義実家訪問

結婚して3ヶ月。私は初めて、夫の実家に泊まりがけで行くことになりました。
少し緊張していましたが、「気楽にしてて」と夫に言われ、安心していたんです。
けれど到着してすぐ、違和感がありました。
義母が妙にピリピリしていて、「うちは朝は6時起きが当たり前よ」と、次々に“うちのルール”を押し付けてくるのです。
私は戸惑いながらも、波風を立てないように従っていました。

我慢の限界

翌朝も、義母は私の行動を逐一チェック。
「洗い物は嫁の仕事」「寝癖付けてウロウロしないで」と小言が止まりません。
夫はというと、見て見ぬふり。
私は「家族なんだから、もっと自然体でいたい」と思いつつ、口に出せずにいました。
でも、義母の“指導”はエスカレートするばかり。「言わなくてもお茶くらい淹れなさい」と言われたとき、さすがに涙が出そうになりました。

義母との対決、そして夫の一言

夕食後、義母が「うちの嫁なんだから、ちゃんとしてもらわないと」と言ったとき、私はついに言ってしまいました。
「お義母さんのやり方、とても勉強になります。でも、私なりに精一杯やっていますので、もう少し見守ってもらえませんか?」
その瞬間、義母の顔が一気にこわばりました。そして夫がようやく口を開きました。「……母さん、嫌な姑になってるよ。少しやりすぎだと思う」
私はびっくりしました。ずっと黙っていた夫が、初めて私の味方をしてくれたのです。

少しずつ変わる関係

それから義母の態度は少しずつ和らぎました。
まだまだ緊張はありますが、以前より話しやすくなった気がします。
夫も「もっとちゃんと守るから」と言ってくれて、私も少しだけ、強くなれた気がします。

【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:池田みのり
SNS運用代行の職を通じて、常にユーザー目線で物事を考える傍ら、子育て世代に役立つ情報の少なさを痛感。育児と仕事に奮闘するママたちに参考になる情報を発信すべく、自らの経験で得たリアルな悲喜こもごもを伝えたいとライター業をスタート。