ママ友の一言で救われた
ある日、友達との会話で思わず「夫のいびきがひどくて……」と愚痴をこぼしたところ、彼女が「いびき防止テープとか試してみた? うちもそれでだいぶ静かになったよ」とアドバイスしてくれました。
その瞬間、気づきました。こんなに簡単な解決策があったのに、どうして今まで気づかなかったんだろう、と。
勇気を出して話してみたら……
その夜、私は夫に思い切って伝えました。「ずっと我慢してたけど、あなたのいびきで寝られなくて、毎晩本当に辛いの」と。
夫は驚いた顔をして、「そんなこと全然気づかなかった、ごめんね」と謝ってくれました。そして、「じゃあ一緒に解決しよう」と言ってくれました。
いびき防止テープを使う提案をしたら、すぐにネットで注文。翌日の夜、信じられないほど静かな夜を迎えることができました。
“言えたことで”変わったのは夜だけじゃなかった
久しぶりに静かな夜を迎えたことで、本当に気持ちがラクになりました。いびきが消えたことで寝不足がなくなっただけでなく、「ちゃんと伝えたことで心も軽くなった」と実感しました。
「我慢することが愛情だ」と思っていたけれど、実は「話すことこそが信頼」だということに気づいた出来事でした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。