帰省前日に起きたできごと
去年の夏休み、数年ぶりに義実家へ帰省することになりました。
義実家は飛行機で行く必要があるほど遠方にあり、頻繁に行くことはできません。ただ、姑から「久しぶりに孫の顔が見たい」と言われたので、頑張って会いに行くことにしました。
しかし、出発前日にある事件が。なんと夫から「申し訳ないけど、俺と子供だけで行ってくる」と言われてしまったのです。訳が分からず困惑した私は、夫に理由を聞きました。
すると「姉さんも同じ日に帰ってくるんだ」と呟いたのです。
義姉にとって私は「天敵」
実は私、結婚前から義姉に相当嫌われています。初対面の時から「何もかもが嫌いで目ざわりだ」と言われていますが、一番の理由は「大好きな弟を奪われたから」という呆れた内容です。
義姉はとんでもないブラコンで、夫の歴代彼女に対しても「弟に近づかないで」などと酷い態度を取ってきたといいます。そして、意図的に破局へ導いていたというから驚きです。
なので弟の妻になった私は、義姉にとって”天敵”という訳です。
そのことを姑はよく知っているので、「お嫁さんが現れたら○○(義姉)は怒り狂うわ。今回は申し訳ないけど……」と夫に連絡してきたのでした。
姑としては、義姉の機嫌を損ねないようにしたかったということでしょう。
ラッキーだと割り切る
結局、私は帰省せず、自分の実家でゆっくり過ごしました。とても気楽だったし、リフレッシュできて最高の夏休みでした。
むしろ面倒くさい環境に行かなくて済んだので、ラッキーだったのかもしれません。
私が義姉の人格を変えることはできません。
神経をすり減らすくらいなら、お互いに顔を合わせないようにするのが一番ですよね。私としてもブラコンすぎる義姉は恐怖。できれば一生会いたくないと思っています。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。