友人Aの話です。
朝、台所で見つけたのは、あの“楽しみにしていたメロンパン”の空き袋──
どうしても納得できず、私は車のキーを握りしめたのです。
朝、台所で見つけたのは、あの“楽しみにしていたメロンパン”の空き袋──
どうしても納得できず、私は車のキーを握りしめたのです。
夫の夜食に悩まされていた日々
友人Aの話です。
転勤族の夫と子ども2人と4人暮らし。
夫は大柄で食べる量も多く、夕飯を食べた後も夜中に何かしら口にしているようでした。
とはいえ、帰宅途中にコンビニで自分用のお菓子を買って食べるのがほとんど。
「そんなに夜中に食べて! 体調には気をつけてね」
と軽く声をかけつつ、自己責任だと割り切っていたのです。
たまに家の買い置きお菓子を食べられることはあっても、想定の範囲内でした。
……そう、あの日までは。
ゴミ箱の包みに、思わず絶句
その朝、私はいつものように家族より早く起きて朝食とお弁当の準備をしていました。
ふと目に入ったゴミ箱の中に、メロンパンの包み。
「え!? どういうこと!?」
慌ててパンを置いていた場所を確認すると、昨日買ったメロンパンが見当たりません。
「やられた……」