パート先の協力でたくさんのパンを出品したものの、当日バザー会場へ行くと唖然とする光景が広がっていて!?
筆者の友人D子が体験したエピソードをご紹介します。
バザー会場に着くと、驚きの光景が!?
午前の仕事を終えてから、遅れてバザーに駆けつけた私。
すると、唖然とする光景が。
せっかく作ったパンは、売り場の奥の目立たないところに置かれ、全くお客さんに気づかれていません。
「ごめん。あの場所だと、ちょっと目立たないから、場所を移してもいい?」
とF美さんに訊きましたが、
「先生や私たちが作ったお菓子がメインだから」
と言われて、結局売り場を変えてもらえませんでした。
まさかの投げ売り!?
そして結局、一目につかない場所で売れ残ったパンは、バザー終了間際に、
「売れ残っちゃってるので、買ってくださーい!」
と叫ぶF美さんのもと、大幅に値引きされて投げ売りされてしまう始末。
次の勤務日、オーナーから
「パンは喜ばれた?」
と聞かれて、
「はい、まあ」
と濁すことしかできなかった私。
「バザー成功!」有頂天になるママ友
F美さんは
「バザーが大成功に終わった!」
と有頂天になっていましたが、結局、パン屋へお礼に来てくれることもありませんでした。
複雑な気持ちになった私。
「来年もぜひよろしく!」
とF美さんに上機嫌で言われたものの、
「せっかく善意で手伝ったのに、あのような扱いは残念」
と思い、次の年はお断りすることに。
バザーのような慈善活動にも思いやりが大事
あとで聞いた話だと、私と同じように協賛したママたちの中で、F美さんのぞんざいな対応に疑問を持った人も多かったらしく、次の年は協賛品が少なかったそう。
善意で協力しましたが、少なくとも売り方についてはもう少しきちんと確認しておくべきだったと私も反省。
バザーは奉仕の精神が大事ですが、やはり人間同士の付き合いで成り立っているもの。
お互いに相手を思いやった行動が大切だと感じた出来事でした。
【体験者:30代・パート主婦、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。