孫を愛してくれるのは嬉しいのですが、その愛情がいきすぎてしまうと困ったものです。筆者の知人Aさんが第一子を妊娠すると、姑が暴走を始めました。名づけにまで口を出してきて「私の字を一字使いなさい!」と言ってくるように。もちろん嫌だったAさんですが、夫は姑案に賛成。ここから大逆転し、夫婦で決めた名前をつけられたAさんの行動とはどのようなものだったのでしょうか。
こちらも母に協力を求めます
このまま子どもが姑案の名前になるのだけは避けたかったAさん。夫に自分の気持ちをわかってもらうため、実母に事情を話し、協力を仰ぎました。
そして実母にも姑と同じように「私の字を使った名前がいいわよ」と言ってもらったのです。
実母の提案を聞いた夫は、明らかに困った様子でした。配偶者の親が命名に口出ししてくることがどれだけ嫌なことか、実際に経験して夫もわかってくれたようです。
名前は一緒に考えよう
「お母さんに名前に口出されて嫌な気持ちだったでしょ? それが私の気持ちだよ」
母が帰った後で夫にそう伝えたAさん。夫は深く反省し、これまで嫌な思いをさせていたことを謝ってくれました。
そして「名前は2人で考えよう」と言ってくれたのです。もうすぐ生まれてくる我が子の名前を2人であれこれ考える時間は、Aさんにとってとても幸せな時間となりました。
実際に経験してみてAさんの気持ちをわかってくれた夫。これからも義母の過剰な干渉は続くかもしれませんが、2人なら乗り越えられるとAさんは思えたそうです。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。