これは筆者の友人Tの職場でのエピソードです。病院で、用もないのに受付の目の前に陣取る患者。受付のスタッフを相手にセクハラスレスレの会話をし続けています。毎回注意するものの、次の来院時にはまた繰り返し……そんなことが続いたある日のお話です。
「どうにかならないものか」スタッフが頭を悩ませる患者が今日も来た
そうです。このマダムの正体こそ、院長の母親でした。男性患者はマダムの迫力に負け、診察後は逃げ帰って行きました。困っているときに助けてくれる彼女は、頼り甲斐がありスタッフみんなから慕われる存在だったのです。
【体験者:30代・歯科医院スタッフ、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:大葉みのり
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。