食事の際のマナーを守るということは、一緒に食卓を囲む人への敬意でもあります。
そんなことを、娘の一言で気づかされました。
今回は、娘が姑に『教えた』食事マナーのお話です。

すると娘は、「『いただきます』は、箸を置いてするんだよ!」「それに、まだお母さんが座ってないよ! 作ってくれた人を待たなきゃだめだよ!」と言ったのです。

それを聞いた姑は、気まずそうに一瞬固まりました。そして、自分の行いを少し恥じたのか、「そうだね」と呟くと、箸を置いたのでした。

マナーを指摘した娘が誇らしい

娘にマナーを指摘された姑は、しょんぼりと小さくなっていました。

「いただきますをしてから食べよう」ということは、私もよく娘に注意してきましたが、「作ってくれた人を待たなければだめ」ということはどこから学んだのでしょう。

そんなことを言った娘に驚きましたが、娘にそういう気持ちがあったこと、そしてそれを口に出して指摘してくれたことを、とても誇らしく感じた出来事でした。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年7月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。