食事の際のマナーを守るということは、一緒に食卓を囲む人への敬意でもあります。
そんなことを、娘の一言で気づかされました。
今回は、娘が姑に『教えた』食事マナーのお話です。
そんなことを、娘の一言で気づかされました。
今回は、娘が姑に『教えた』食事マナーのお話です。
姑には少しひっかかることが
私の姑は、ひと月に1、2回ほど孫の顔を見に、我が家にやって来ます。
おばあちゃんが大好きな子どもたちは、いつも大喜びで出迎え、一緒に遊びます。
そして、そのまま夕食を一緒に食べるのですが、姑が我が家で食事をしていく際、私にはいつもひっかかることがありました。
先に食べ始めてしまう姑
それは、姑だけ先に食べ始めてしまうことです。
私はおかずを大皿に盛って食卓に出すのですが、お皿が運ばれてくると、姑はすぐに自分の箸でつまみ始めます。
味見、というわけではなく、がっつり食べ始めます。
皿が置かれるごとに次のおかずに箸をつけ、ごはんやみそ汁がまだ準備されていない状態でも、どんどん食べ進めてしまうのです。
私が席に着くのを待ってくれることはなく、忙しく立ち回っていてもお構いなしでした。
娘が姑に放った言葉
その日も、我が家に遊びに来ていた姑は、いつも通り夕食を一緒にとることに。
私がおかずを食卓に並べ始めると、姑はさっそく、どんどん片っ端から食べ進めて行きました。
「またか……」と思ったものの、いつものことなのであまり気にせずにいた私でしたが、その時、娘の大きな声が聞こえてきました。
5歳になった娘は姑と共に食卓にいたのですが、姑に向かって、「ばあば、『いただきます』してないよ!」と言っています。
それを聞いた姑は、食べ物を口に含んだまま「はいはい、いただきまーす!」とおざなりに言いました。