義理の実家で感じる“仲間外れ”
Uさんは結婚後、義理の実家へのお中元として、手頃な価格のそうめんを毎年贈っていました。
ですが、Uさんにはずっと気になることがありました。
それは、夫のK太郎さんには、3歳年上の姉と2歳下の弟がおり、お盆の帰省時に、義理の両親と義姉・義弟の家族だけで外出する日があることです。
結婚当初は気にしていなかったものの、昨年はついに、Uさん一家を除いた家族全員で1泊2日の旅行に出かけてしまいました。
義理の両親に「お中元がショボい」と言われる
この出来事に、Uさんは「自分たちだけが仲間外れにされているのでは」と感じ、夫に理由を尋ねました。
しかし、夫は「兄弟仲は良いし、特に思い当たることはない」と答えるばかり……。
そこでUさんは、思い切って義理の両親に直接理由を尋ねました。
すると、「あなたたち、お中元がショボいじゃない。私たちはお中元のお礼に、食事や旅行に連れて行ってあげているのよ」と率直に言われたのです。
贈り物の格差が、義理の実家との関係に影響していた
実際、義姉や義弟は、お中元やお歳暮に木箱入りの高級和牛セットやブランド果実など、明らかに高価な品を贈っていました。
Uさんは、贈り物の内容によって義理家族の対応が大きく異なることに、驚きを隠せませんでした。
まとめ
Uさんの体験は、贈り物が単なる形式的なものではなく、義理家族との関係に直結する場合があると教えてくれていますね。
贈り物の金額で態度を変えるのはいかがなものかとも思いますが、義理家族との付き合い方に悩む方は、贈り物の内容やその意味について、改めて考えてみる必要があるかもしれません。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:広田あや子
教育関係のキャリアを経て、ライターに転身。実体験に基づく記事は、「真実は小説より奇なり」を痛感し、体験者へのヒアリングを通じての執筆に特化。プレママ・ママを対象としたサイトを中心に執筆し、特に義実家トラブルネタを得意とする。