真夏の深夜、突然鳴り響いたインターホン。
モニターに映った“見知らぬ男性”に背筋が凍るなか、夫婦が取った行動とは──。
今回は筆者の知人から聞いた、夏だからこそ起こった衝撃的なエピソードをご紹介します。
モニターに映った“見知らぬ男性”に背筋が凍るなか、夫婦が取った行動とは──。
今回は筆者の知人から聞いた、夏だからこそ起こった衝撃的なエピソードをご紹介します。
深夜の訪問者
これは昨年の猛暑が続いた夏のある夜にあった出来事です。
連日、熱帯夜が続き、夫婦共々眠りが浅くなっていました。
窓を開けても生ぬるい風しか入らず、何とかエアコンをつけて寝苦しさに耐えようとしていた深夜の1時。
突然『ピンポーン』と玄関のチャイムが鳴ったのです。
もちろん、こんな深夜に誰かが来る予定はありません。むしろ、この家に住み始めてから数年経ちますが、こんな出来事は初めてでした。
思わずゾッと
夫と顔を見合わせたあと、ひとまず知り合いかどうか確認するためにチャイムのモニターを確認することに。
するとそこに映ったのは、真夜中という暗さも相まって顔のよく見えない男性でした。
でも、やはり見知った顔の親族や友人ではなさそうで......。
思わず背筋がぞわりとしたことを覚えています。
怖さから居留守を決め込もうともしたものの、その後も何度か鳴るチャイム。
そこで夫と意を決し、玄関越しに声をかけてみたのです。
「どうされましたか?」
「どなたですか?」