徹夜明けの状態で
在宅で仕事をしている私は、旅行前に受け持ちの仕事を終わらせようと業務に励んでいました。
終了予定は23時でしたが、予想以上に時間がかかり、そのうちに夜も明け、業務終了はなんと出発の30分前でした。
その後自分の身支度を急いで済ませ、朝食も食べずに車に乗り込んで出発。
炎天下の海水浴場
目的地の海水浴場に到着後、持参した折り畳み式のポップアップテントを広げ、私はその中から海で遊ぶ夫と娘を眺めていました。
私は時折海水に足を浸けに行く程度で、ほぼテントの中にいました。
今思い返すと疲労と眠気のためか、あまり飲食をしていなかった記憶があります。
忍び寄る影
海水浴場に6時間ほど滞在し、その後宿泊予定の温泉宿へと出発しました。
道中、じわじわと頭が痛くなってくる感覚があり、それはあっという間に悪化。目を開けているのも辛いほど猛烈な痛みへと変わり、同時に強い吐き気も催しました。
その後宿に着いて部屋に入りましたが、そこでとうとう動けなくなってしまい……
温泉も入れず、夕食も一口も食べられず、心配してくれる家族に申し訳ないと思いつつ寝たきり状態のまま夜を明かしました。
熱中症は怖い
翌朝目覚めると体調はだいぶ回復していました。
嵐のように訪れた体調不良でしたが、あれは熱中症だったのかなと思います。
原因はおそらく寝不足、疲労、水分不足など色々なことが重なった結果かと。
手痛い目に遭いましたが、同時によい教訓にもなりました。
毎年の猛暑ですが、体調管理に気をつけて元気に過ごしたいものです。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年7月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:田辺詩織
元医療事務、コールセンター勤務の経験を持つ在宅ワーカー。文学部出身で、文章の力で人々を励ましたいという思いからライターの道へ。自身の出産を機に、育児ブログを立ち上げ、その経験を生かして執筆活動を開始。義実家や夫、ママ友との関係、乳幼児期から中学受験まで多岐にわたる子育ての悩みに寄り添い、読者が前向きになれるような記事を届けている。