子どもがいると離婚や再婚を悩んでしまう人は多いのではないでしょうか。実際に離婚や再婚を経験した子どもはどのように受け止めているのでしょう。子どもが小学校低学年の頃に離婚し、中学生になるタイミングで再婚した筆者の知人Aさん家の場合をご紹介していきます。親が気にする離婚や再婚が子どもに与える影響はどのようなものなのでしょうか。

離婚や再婚の周囲の受け止め方は?

息子は気を使って「離婚や再婚を気にしてない」と言ってくれたのかもと思ったAさん。ですが、確かに息子と友達のやり取りを聞いていると、我が家が離婚・再婚したステップファミリーであるということは受け入れられているように思えます。

特にタブー視されることもなく、「お前んち再婚だもんな」という話題が出て息子も気にする様子もありません。

離婚や再婚が以前よりも珍しくなくなり、Aさんの息子さんのように素直な子どもたちはあるがまま離婚・再婚を受け入れてくれているのです。

息子に感謝! 幸せになろうね

Aさんが子どもの頃には離婚や再婚する家庭はまだまだ珍しく、触れてはいけない雰囲気がありました。だからこそAさん自身が離婚・再婚するときに思い悩んだのです。

離婚や再婚が珍しくなくなった現在や多様性を許容してくれる環境には感謝しかありません。さらに「全然気にしてない」と言い切ってくれる息子自身のたくましさにもAさんは感謝しました。

自分で決断して離婚も再婚もしたのだから、今度こそ幸せになろうとAさんは再び決意したのでした。

親が心配していても、子どもはそれほど気にしていないことは多いのかもしれません。自分の決断に自信を持って人生を歩んでいきたいものですね。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。