親の心子知らずとはよく言ったもので……。筆者の知人Aさんは兄の結婚を機に、母の優しい気持ちに気がつきました。兄嫁を全然悪く言わない母の真意は、今でもAさんの心の中にずっと残っているそうです。自分の息子が結婚を考えるような年になった今も、Aさんが忘れられない母の教えとはどのようなものだったのでしょうか。
			
		
		
		
		
		
		
		
		
		
			
			
			
			兄の結婚、妹の心中は? 
Aさんが20代だった頃、兄の結婚が決まりました。仲が良かった兄の結婚が嬉しくもあったけど、寂しくもあったAさん。
兄嫁は兄が選んだだけあって素敵な人でしたが、小姑という立場になったAさんは厳しい目で見てしまいます。どこかダメなところがあるのではないか、そんなところを見つけてやろうという気持ちに自然となってしまうのです。
「ダメなところはないかな?」という目線で見れば、誰でも何かしらは見つかるでしょう。Aさんも兄嫁の気になる点を見つけては母に告げ口をしていました。