親族も集まり、神社側も準備をしてくれるので、滞りなく進めたいもの。
しかし、姑が時間になってもなかなか現れず……
今回は、筆者が体験した、お宮参りのエピソードについてご紹介します。
第2子が誕生
私に第2子が誕生した後のことです。
生後1か月が過ぎ、お宮参りの時期がやって来ました。
1人目のときにお宮参りをした神社でお願いしようか、と私が考えていると、姑から電話が。
「もうすぐお宮参りだね。どこでやるか、私に決めさせてくれない?」と姑は言いました。
私は、どうしても1人目と同じ所じゃなきゃ嫌、ということもなかったので、「構わないですよ」と伝えました。
すると姑は「よし、任せて!」と張り切りだし、服装や、お宮参り後の食事はどこでするかなど、楽しげに考えていました。
そして、神社選びから予約まで、姑がすべて行ってくれたのです。
当日を迎える
お宮参り当日がやって来ました。
姑が予約してくれた神社で待ち合わせることになり、私たちのほうが先に到着。
控室で待っていましたが、姑はなかなかやって来ません。
実は、姑は遅刻の常習犯。
「自分でセッティングしたお宮参りだし、今回は遅れないだろう」と考えていた私でしたが、その考えは甘かったのかな、と不安がよぎり始めていました。
ご祈祷時間を迎える
ついに、ご祈祷の時間を迎えてしまいました。
ところが姑はまだやってきません。
仕方なく姑抜きで始めることにし、神殿へと移動。
神主さんがご祈祷を開始しようとしたその時、廊下をバタバタ走る音が聞こえてきて、姑が駆け込んできました。
「すいません……」と神主さんに謝りながら席に着く姑に、神主さんも少し呆れた様子。
遅れてきた姑も含めた参列者でご祈祷を再開、無事お宮参りを終えることができました。
遅刻する姑に呆れる
姑は、普段からよく遅刻します。
ですが、お宮参りという大事な行事な上、時間や場所なども自分で決めた今回のお宮参り。
そんな時でも遅刻する姑に、呆れてしまった出来事でした。
【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Junko.A
5歳、3歳、1歳の3人の子育てに奮闘しながら、フリーランスのライターとして活躍中。地方移住や結婚、スナックの仕事、そして3人の子育てと、さまざまな経験を通じて得た知見をライティングに活かしている。文章を書くことがもともと好きで、3人目の子どもを出産後に、ライターの仕事をスタート。自身の体験談や家族、ママ友からのエピソードを元に、姑に関するテーマを得意としている。また、フリーランスを目指す方へ向けた情報ブログを運営中。