これは、私自身が子育て中に経験した出来事です。4歳の息子が幼稚園で「〇〇ちゃんのおうちに行ってくるね!」と勝手に約束してくるようになり、私も毎回付き添うことに。そのたびに手土産を持参していたら、気づけば出費がかさみ家計にじわじわ響いてきて……。そんなお呼ばれにまつわる“お菓子問題”に悩んでいた私が、ママ友たちと本音を話したことで、思わぬ気づきと変化が生まれたお話です。
息子が「〇〇ちゃんちに行ってくる!」と言い出した日
うちの4歳の息子が幼稚園に慣れてきた頃のこと。お迎えのたびに「今日は〇〇くんと遊んだ!」「明日は〇〇ちゃんと公園行くんだ~」なんて嬉しそうに話すようになりました。
ある日、「今日ね、〇〇ちゃんちに行ってくるね!」と宣言されて驚愕。いやいや、親の許可なしに“家に遊びに行く約束”をしてくるとは……子どもらしいと言えばそうなんだけど、親としてはちょっと焦りますよね。
「手ぶらじゃ……」と始まった“手土産の習慣”
最初は「まぁ、一緒に行くなら」と私も付き添いでお邪魔しました。そこで生まれたのが“お菓子問題”。個人的になんとなく手ぶらじゃ気が引けて、ちょっとしたお菓子やジュースを毎回持って行くようになったんです。
でも、これが積み重なると地味に高い! 1回1,000円を超えることも少なくなく、「なんでこんなにかかってるの?」と家計簿を見て驚愕。毎週のように訪問していた時期もあったため、年間で見るとかなりの額になっていました。
ですが、息子は喜ぶし、毎回断るのも可哀想で、ズルズルと持参し続ける日々が続きました。