人生の中で幾つかあるイベントの中で、家を建てる事はかなり大きなイベントになりますよね。夢のマイホームに胸を膨らませる一方で家を建てるにあたり思いもよらないトラブルに見舞われる事もあります。今回は、二世帯住宅の計画をめぐっておきた、筆者の友人の体験談を紹介します。
二世帯住宅を希望する義母の暴走
結婚して5年、マイホームを考え始めた矢先の事です。
「家を建てるなら、二世帯にしなさい。老後の事もあるし」と、義母から提案がありました。
正直戸惑いましたが、お金は義母が出してくれる上、好きにしていいという言葉と、親孝行したい夫に背中を押されて家づくりをスタートさせました。ですが、実際は義母の要望が次々と出てきて、勝手に工務店に電話までしていたのです。
夫の言葉に驚きながらも安堵したそうです。結局、二世帯住宅の話は白紙となり、完全独立でマイホームを建てたそうです。
義母とは適度な距離を保ち、年に数回会う程度の関係となったそうです。二世帯住宅の話は消えましたが、絶縁と言われなかっただけ、義母にとってはよかったのではないでしょうか。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
Illustrator:ねこの
ltnライター:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。