小さな子どもを連れてのお出かけは、ちょっとしたお買い物でも周りに気を遣って大変ですよね。
なかには「迷惑だ」「そこをどけ」などと思いやりのない言葉をぶつけてくる人もいるようです。
今回は筆者の友人から聞いた、子連れでバスに乗車したときのお話をどうぞ。
なかには「迷惑だ」「そこをどけ」などと思いやりのない言葉をぶつけてくる人もいるようです。
今回は筆者の友人から聞いた、子連れでバスに乗車したときのお話をどうぞ。
ベビーカーと共にバスへ
これは、生後8ヶ月の息子をベビーカーに乗せて買い物した帰り、バスに乗ったときの出来事です。
ベビーカーマークのついたバスに乗車したものの、車内は少し混み合っていました。
出入り口の邪魔にならないよう、指定のスペースでベビーカーを折りたたみ、息子を抱いて静かにしていたつもりだったのですが......。
心ない言葉
途中の停留所で乗ってきた高齢女性が、私のベビーカーと息子を見るなり声を荒らげて文句を言ってきました。
「バスにベビーカーなんて非常識ね」
「こっちは足が悪いのに!邪魔よ!」
その怒鳴り声に、車内は一瞬で静まり返りました。
周囲の視線が一気に集まり、私は驚きのあまり声が出ず、息子も驚いたのか泣き出してしまったのです。
すると女性は、息子を迷惑そうに睨みながら追い打ちをかけてきました。
「赤ちゃんを早く泣きやませなさい!」
「うるさくて仕方ないわ」
全員の理解を得ることは難しいとわかっていながらも、やはり心ない言葉をいきなりぶつけられると私もつらいものがありました。