家族ごとに方法や考え方がある育児には、これと決まった正解はありません。
子どもの成長を想い、一生懸命子育てしているからこそ、他人からとやかく言われると嫌な気持ちになりますよね。
今回は筆者の友人から聞いた、ママ友とのモヤッとエピソードをご紹介します。

唐突な指摘

これは、あまりにも配慮に欠ける言葉を投げかけられ、はじめは酷く驚いた出来事です。

「A男くん、あまり喋らないけど大丈夫?」
「うちの子が話しかけても反応ないし」
「発達グレーとかじゃないよね?」

公園でよく会うママ友が、笑い混じりにそう言った瞬間、私は言葉を失いました……。

特性を勝手に決めつけるな!

当時、3歳になったばかりの息子のA男は、人見知りが強く、慣れない場所では口数が減る子でした。

でも、周りをよく見ていて友達思いの、とても優しい子です。

そんな我が子を、茶化しながら安易に心配するような言葉を投げかけられて、正直怒りがこみあげました。

けれど同時に「A男は何か他の子よりも成長が遅れているのかも」とも悩んでいた私。最近、私も息子の成長について漠然とした不安を抱えていたため、その言葉が胸に突き刺さりました。

言い返す勇気が出ず、モヤモヤを抱えたままその日は帰宅したのです。