ママ友に「貧乏くさい」と笑われた、節約家の友人。しかし、誰にも言わず進めた息子さんの受験が実を結び、私立中高一貫校に合格を果たします。貫いた節約が、息子さんの未来を変えて……。友人が、体験談を語ってくれました。
顔をひきつらせたAさん
「息子さん、どこの中学に通ってるの?」と聞かれ、息子が中高一貫のN中学校へ通っていることを伝えました。
周りは「すごいね」「レベル高いんでしょ?!」と驚いていました。
そしてAさんは「えー! 大丈夫? お金かかるよ?」と忠告。
私は「今までは子どもの塾のためにお金を貯めていたの。無事、特待生で合格できてよかった」と言いました。
Aさんは「へぇ、そうなんだぁ」と顔をひきつらせた笑い。
“バカにされていた節約”が、家族の誇りに変わった日
陰で笑われていた私の節約生活。でも、私は息子のために貫いてよかった。
それは“みすぼらしい”じゃない。“目的がある”生活だったと、胸を張って言えるのです。
家族の未来のために続けた節約は、私たち家族の絆を深め、何よりもかけがえのない誇りとなりました。
【体験者:50代・女性会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。