そんなE子さんの「負けず嫌いスイッチ」を押してしまったのは、まさかの我が家!?
そしてE子さんが起こした衝撃行動とは!?
筆者の友人F子が実際に体験したエピソードをご紹介します。
娘が絵画コンクールで入選→負けず嫌いのママ友「おめでとう」
小学2年生の私の娘は、絵を描くのが大好き。
先月、市のこども絵画コンクールで入選し、展覧会を見たママ友が
「おめでとう! 娘さん、絵の才能があるんだね。すごい」
と、ママ友のグループLINEに送信。
そのグループLINEには「うちの子が一番じゃないとイヤ!」と負けず嫌いで有名なママ友E子さんが入っていました。
E子さんのリアクションが気になりつつ、
「ありがとう」
と送信。
しかし、この時はE子さんも
「すごいね!」
「おめでとう」
と普通に返してくれたので、少しホッとしていました。
先生から「ちょっとご相談が」
しかし後日、図工の先生から
「ちょっとご相談が」
と呼ばれた私。
先生が見せてくれたのが、E子さんの娘さんの描いた絵でした。
「え、これって!?」
それは、私の娘が描いた絵と、構図も色も全て同じ。
まるでコピーのような作品に、びっくり。
先生曰く、E子さんが
「この絵で、うちの子も入選したい」
とコンクールに応募するよう先生に頼んできたそう。
先生は困った顔で、
「この絵は、お宅の娘さんがこの前入選した絵と、ほぼ同じですよね?」
と私に確認。
「そうです」と私は答えました。
E子さん「でも、うちの娘の方が」
その後、当然ながら先生はE子さんの娘さんの絵の応募は断ったそう。
先生から理由を説明され、E子さんも渋々承諾。
しかし最後に
「でも、うちの娘の方が手先は器用なんです」
と謎のアピールをしたそう。
E子さんはその後、気まずく思ったのか、静かにママ友グループLINEから退会。
「何事も負けたくない」という気持ちから、不正まがいのことをしてしまったE子さん。
呆れると同時に、負けず嫌いな人への刺激になってしまう可能性のある話は、なるべくこちらも控えるよう気をつけよう、と思った出来事でした。
【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。