新しい価値観に触れることは大きな刺激をもたらします。筆者の知人Aさんは息子が結婚し、ズバズバ発言する嫁と付き合っていくことに。最初はとんでもない嫁だと思っていたAさんですが、嫁の発言に触れるうちに自分も覚醒していくことになります。「私もずっとおかしいと思っていた!」Aさんがしたスッキリ体験をみていきましょう。
それはおかしい
夫にさらに言い返そうとする嫁を制し、Aさんは言いました。
「それはさすがにおかしいわよ!」
夫のあまりの酷い言動に、Aさんの怒りは止まりません。
”家族のために頑張ってくれている夫を支えなきゃ”という一心で頑張ってきたAさんの心を踏みにじるような明らかな暴言に、つい気持ちが溢れ出てきてしまったのです。
その後、嫁の援護もあり自分の価値観が古いことを認めざるを得なくなった夫は大いに反省。これまで不満1つ言わず家事をやってきたAさんが怒ったことにもビックリして、それ以降は少しずつ家事を手伝うようになりました。
気づきをありがとう!
嫁と出会わなければ、Aさん自身の考えが変わることはなかったでしょう。
「とんでもない嫁だ」と決めつけて、付き合いを拒否していれば生まれなかった大きな変化。年を取るごとに変化を恐れてしまいがちですが、新しい価値観を拒絶せず受け入れてみようとすることは大切です。
心のどこかで本当はおかしいと思っていたけど、気づけていないこと。実は私たちの中にもあるのかもしれません。
【体験者:50代・女性主婦、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:安藤こげ茶
自身も離婚を経験しており、夫婦トラブルなどのネタは豊富。3児のママとして、子育てに奮闘しながらもネタ探しのためにインタビューをする日々。元銀行員の経験を活かして、金融記事を執筆することも。