他人を傷つけることができる人は、自分勝手に「水に流そう」と言うことがありますが、被害を受けた人はそう簡単にはできないものです。筆者の友人・K代も、義母にさんざんな嫌がらせをされていました。
しかし義母は「今ね、K代さんに今までのことは水に流しましょうって言ってたのよ。」とどこ吹く風。
すると夫は「いい加減にしてくれる? 水に流せるのは母さんだけだよ? 俺たちは悪いけど今までのこと許してないから。もう帰って。」と言い放ち、お風呂へ入ってしまいました。
その後
さすがに義母もショックだったようで「今日は帰るわね……。」と言って帰って行きましたが、夫は「お前や子どものことを悪く言うような親とは付き合わない。」と一言。
その後、義母からはかなりの頻度でおねだりがありますが、相手にしていません。
人を傷つけた悪行は、簡単に水に流せるものではありませんよね。
水に流すかどうかは、被害を受けた側が決めるものだと思っています。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。