筆者の話です。
毎年推しのツアー発表前に公演日と場所の予測、そして宿泊するホテルの目星をつけるのが恒例になりました。
気付けば友人たちにも予測を頼まれるようになり──今年もドキドキの予想を立てたのです。

ツアー発表前の恒例行事

私には10年以上応援を続けているグループがあり、今も変わらず推し活を楽しんでいます。
毎年の楽しみは、やっぱりコンサートへの参加です。

例年決まった時期にアルバム発売が決定し、そのタイミングでツアー日程も発表されるのが恒例となっています。
けれど、日程が発表されてからホテルを探すのでは空室は一気に埋まってしまい、料金も高騰。コンサート日程での予約を取るのはなかなかの争奪戦なのです。

日々のリサーチがカギ

交通機関は当落発表後に考えるとするにしても、ホテルだけは早めに動くのが鉄則です。
とはいえ、どこのホテルを日程通りに押さえるべきかは悩みどころ。
そこで私は、毎年ツアー発表前に徹底的な”ホテルリサーチ”を行うようになりました。

始めにドームの空き状況を確認し、会場設営期間も含めた数日間の空きを探します。
ここが空いていれば、もしかして開催されるかも? ──そんな手応えを感じた日程をピックアップし、行きたい会場周辺のホテルをチェック。
条件が良ければ、迷わず『宿泊場所候補リスト』に入れていきます。

驚くことにこの予測は大幅にずれることなく毎回ほぼ的中。
この一連の動きのおかげでホテル選定の時間がなくなり、発表後に慌てる必要もなくなりました。

友人たちの “予測係” に

そんな私の予測が評判となり、いつの間にか友人たちからも「今年はどうなりそう?」と相談されるようになりました。
気がつけば、みんなの “予測係” のような立場に。

とはいえ、責任重大です。
もし外れれば、友人たちのホテル確保にも影響が出るため、予想を伝えるたびに内心ドキドキしていました。

全公演的中の快挙!

そして迎えたツアー日程の正式発表日。
なんと──全公演、私の予想がドンピシャで的中!
あっという間にドーム近隣ホテルの金額は高騰し、予約は取れない状態に。

事前にこの事態を予想し、ホテルの目星をつけていた私たちはそれに巻き込まれることなくスムーズにホテルを確保できたのでした。
ホッと胸をなでおろすと同時に、友人たちからは「助かったよ!」と次々に感謝のメッセージが届きました。
あのときの嬉しさと誇らしさは、今でも思い出すたびににやけてしまいます。

【体験者:50代・筆者、回答時期:2025年6月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。