「細かいことは気にしない」と語っていたママ友。このセリフの本当の意味を知ったとき、知人は彼女との関係を絶つことに決めました。今回は、良い人だと思っていたママ友に幻滅した経験を知人が語ってくれました。
逃げ出す親子
しばらくすると寝室から戻ってきたBくん。息子も「二階はだめだって言ったのに」と呆れ顔です。
「次はボールで遊ぶ!」
全く反省しないBくんは、リビングでボールを蹴り始めました。A子はそんな息子を微笑みながら見つめます。次の瞬間、
「ガシャーン!!!」
リビングに置いてあった扇風機にボールが激突。その衝撃で、扇風機の首が折れてしまったのです。一瞬で部屋が静まり返りました。
「あっ、ごめん。用事を思い出したからまたね!」
まだ遊びたいと駄々をこねるBくんの手を引いて、A子は家を後にしていきました。壊れた扇風機をそのままにして……。
その後の対応
さすがに弁償してもらわないと困ると思った私は、A子にすぐ連絡を取りました。
幸い数千円の安い扇風機だったので、金額を伝えるとすぐにお金を振込で払ってくれました。
ただその後は、私から挨拶をしても無視です。これを機に、もうA子と関わるのはやめようと思いました。
「子どもだから大目に見て」と母親が自ら言うのは違和感しかありませんよね。こういう人とは一方的に迷惑をかけられる前に、距離を置くのが正解でしょう。
【体験者:30代・女性主婦、回答時期:2025月6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。