一見、穏やかに見えた夫婦生活。
ところがある日、「最近、夫がスマホを肌身離さず持ち歩くの」とHさんが漏らしました。
最初は気のせいかと思っていた違和感。それがまさか、夫の裏切りにつながっていたなんて……。
「離婚しよう」妻の決断と在宅ワークでの自立
何度も悩み、自分を責めたというHさん。
でも最終的には、「このまま耐えるより、自分の人生を生きる」という決断をしました。
もともと少しずつやっていた在宅ワークを本格始動。
SNSでの発信やスキル磨きを続け、やがて子どもと二人で生活できるほどの収入を得られるように。
そしてある日、Hさんは冷静に、かつはっきりとこう伝えたそうです。
「離婚しましょう」
まさに“静かな反撃”でした。
それから人生は一変。離婚後のHさんは輝きを取り戻し、まるで別人のように明るくなりました。
「今がいちばん自由で楽しい」と話す彼女の表情は、自信に満ち溢れていて、本当にキラキラして見えたそうです。
一方の元夫はというと、浮気相手にもフラれたようで、心身ともにボロボロに。
最近では、見た目もすっかり変わってしまったと、共通の知人から聞きました。
自分を信じた先に、新しい未来がある
夫の裏切りは決して許されることではなかったけれど、その出来事があったからこそ、Hさんは“自分らしく生きる”という選択を手にしました。
「人生、やり直せるんだよ」
今ではそう笑って語るHさん。
強さだけではなく、優しさとしなやかさをも感じさせる姿でした。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。