小学校に上がった年のPTAの役員決めは、筆者にとってとても苦痛な時間でした。穏やかに終わるはずの保護者会で、ものすごいバトルが繰り広げられたからです。どんなバトルだったのか、エピソードをご紹介しましょう。
小学校入学
息子が通っていた小学校はとても規模の小さい学校で、各学年1クラス、全校で100人程度の学校でした。
同じ幼稚園から入学してきた子たちが多く、保育園に通っていた息子には少々アウェイ気味……。
それは保護者も同じで、幼稚園卒園組と保育園卒園組で何となく派閥が出来上がっていたのです。
PTA
入学して初めての保護者会のとき、PTAの役員を選出することになりました。
PTAの活動はとても活発で、1週間に何度も学校へ顔を出したり、行事には必ず参加しなければいけないとのこと。
そのためフルタイムで仕事をしている人には厳しい状況な場合が多い中、他の学年では時間に都合のつく人がやってくれることが主流になっていたようなのですが……。
私たちの学年は、役員がなかなか決まらなかったのです。