それは保育園や学校など、子どもたちの生活の場でも同じことなのですが、なかには自分勝手な行動をする人も……。
今回は筆者の友人から聞いた、困ったママ友に関するエピソードをご紹介します。
派手な髪型をしてきた子ども
これは、私の娘の運動会の日に思わず目を疑った出来事です。
ママ友の娘である小学1年生のA子が、原宿系の派手な髪型をしてきていました。
高めのツインテールにカラフルなシュシュをいくつも付け、まるで雑誌のモデルのようなスタイル。
遠くでいても一目で分かるような髪型をママ友は『1時間もかかったの』『うちの子可愛いでしょ』と自慢げにしていました。
ルール違反
もちろん学校行事で児童の髪型について制限のない小学校もあるでしょうが、娘の学校では事前に『過度な髪型は避けてください』とのお便りがあったはず……。
ママ友は大はしゃぎしていたのでお便りを見ていないのかも、と反応に困ってしまいました。
やっぱりな展開に
すると案の定、運動会が始まる前に先生がA子を連れてきて、少し困った様子でママ友の元へ。
「この髪型では帽子が被れません」
「ルールで決まっているので解いていただいてもよろしいでしょうか?」
その声を聞いて途端に拗ねた表情を見せるママ友。
「お便り読んだけど、これくらい別にいいでしょ」
「せっかく可愛くしてあげたのに!」
ママ友はルール違反であることを知りながら派手な髪型にしていたようでした。
先生からの指摘に明らかに不服そうな顔をしていましたが、周りの親御さんの厳しい視線に気づいたのか渋々了承。
A子はせっかくの派手な髪型が崩れることにグズっていましたが『だからと言って1人だけ特別扱いはダメだよね』と正直心のなかで思いました。
ルールは守ろう
ルールはみんなが守らないと意味がありません。
その後、ママ友と話す機会はなかったもののこの出来事を通じて、やはり親としてはルールを守ること・子どもに守らせることが大切だと改めて感じました。
それが、子どもたちにとってもよい見本となると信じて、子どもにも言い聞かせています。
【体験者:30代・女性会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。