保護者の行動によって、他者に影響を与えてしまうケースを聞くと、何とも言えない気持ちになりますよね。
今回は筆者の友人から聞いた、困った親子のお話をご紹介します。
どうすべきか悩みましたが、その場を離れることもできず息子と一緒に女の子の相手をすること30分、ようやく女性が姿を見せました。
「たくさん遊べてよかったね」
「帰ったらお昼寝してね~」
女の子の手を取りこちらにお礼の1つも言わず去っていこうとするので、思わずどこに行っていたのか尋ねると衝撃的な返事が!
予期せぬ行動
「そこのカフェが気になっていて」
「コーヒー飲んでいただけですけど?」
なんと、子どもをまったく知らない他人に任せ、自分は優雅にカフェでお茶をしていたというではありませんか!
その行動に驚き、注意しようとしたのですが『もうどうせ会わないので』と母親は言い残し、そそくさとその場を去っていってしまいました……。
今回の経験から
もし、その女の子が連れ去られたり、何か危険な目に遭ったりしたらどうするのだろうか、はたまた女の子が大きくなって親ではなく他人に面倒をみてもらうのが当たり前と思ってしまったらどうするのだろうと、モヤモヤした気持ちが残った私。
息子は『妹ができたみたい!』『また会いたいな』と嬉しそうでしたが、もうこのようなことは起こってほしくないなと強く感じています。今回の経験を通じて、子育てにおける見守りの大切さや、地域との関わり方について改めて考えさせられました。
【体験者:30代・女性パート主婦、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:一瀬あい
元作家志望の専業ライター。小説を志した際に行った女性への取材と執筆活動に魅せられ、現在は女性の人生訓に繋がる記事執筆を専門にする。特に女同士の友情やトラブル、嫁姑問題に関心があり、そのジャンルを中心にltnでヒアリングと執筆を行う。