「まだスマホは早い?」息子とスマホをめぐる攻防戦
小学5年生の息子は、まだスマホを持っていません。
「周りの子はみんな持ってるよ!」としきりに言いますが、その「みんな」が実際にはクラスの何割なのかは不明。
私としては、中学生なったら持たせようと考えています。
LINEで告白!? 小学生カップル事情
ところが最近、息子から耳を疑うような話を聞かされたのです。
「AくんとBちゃん、付き合ってるんだって」
「CがDに告白したらしい」
え? 小学生でカップル!? 私は思わず聞き返しました。
私「え、みんな何をきっかけにそんな話になるの?」
息子「LINEだよ。LINEで告白するんだって」
そう、今どきの小学生は、LINEで「好きです」「付き合ってください」を伝えるのだそうです。
息子の“強がり発言”にツッコミ炸裂!
息子は笑いながら、
「まぁおれは、スマホないから告白される心配もないし!」
と謎の強がり発言(負け惜しみ?)。
いやいや、告白ツールってLINEだけじゃないから、と母は内心ツッコミましたが、それは置いといて……。
私が小学生のころなんて、カップルなんていない時代だったのに。私がその輪に入れていないだけだった?
親のアップデートも必要
SNSの普及で、子どもたちのコミュニケーションは私の感覚を超えてきているのを実感しました。
「恋愛はまだ早い!」なんて頭ごなしに言うつもりはありませんが、今の時代の子どもたちの実態を知って対応を考える必要があるんだな、と感じた瞬間です。
ただ、だからといって即スマホを持たせるかどうかは別問題。LINEやSNSは便利だけど、使い方を誤ればトラブルの火種になることも。
「スマホがほしい」と言う息子の話をきっかけに、最近の小学生の恋愛事情を聞くことになり、ほほえましい気持ちにもなった私。
今の小学生、ほんと恐るべし。
親の私が置いていかれないよう、学ぶ姿勢を持たねば。そう強く思わされた出来事でした。
【体験者:40代・主婦、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki Unagi
フリーペーパーの編集として約10年活躍。出産を機に退職した後、子どもの手が離れたのをきっかけに、在宅webライターとして活動をスタート。自分自身の体験や友人知人へのインタビューを行い、大人の女性向けサイトを中心に、得意とする家族関係のコラムを執筆している。