ママ友ランチがきっかけで我が家の息子の進学先を知ったママ友が、驚愕の言動をし始めて!?
筆者の友人C子が実際に体験したエピソードをご紹介します。
受験がひと段落して
中学校を卒業後、息子やその友人たちはそれぞれの進学先の高校へと入学。
受験の終わった直後の春先は、どの家庭も緊張感がありましたが、初夏になるとそれぞれ生活も落ち着いてきて、
「うちの子、あそこの高校にいま通ってて」
「第一希望ではなかったけど、すごくあの子に合ってて」
など、子どもの進学先についてお互いに話題に出せるように。
我が家の受験結果に顔色を変えるママ友
そんな頃にママ友ランチがあり、ちょっとした「結果報告会」の雰囲気に。
他のママ友が
「確か、大学付属校に受かったんだよね? 息子さん」
と私の息子の進学先を勝手に公表。
するとママ友のA子さんの顔色がサッと変わり、
「へぇ〜……意外。あまりガリ勉タイプには見えなかったから〜」
と皮肉めいた発言。
そして
「勝ち組だねえ、さすがねえ」
かなり棘のある言い方でした。
私は曖昧な愛想笑いで、その場をごまかしました。
コネで入学!? 謎の噂を流される
それからは、A子さんが開くママ友ランチ会からは外されるように。
A子さんのお子さんの第一志望は我が家と同じでしたが、結果は不合格だったようで、前回の会で私に「マウンティングされた」と受け取ったよう。
そんなある日、衝撃的なことが。
他のママ友から
「ねぇ、A子さんが言ってたんだけど、あなたの息子さん、コネで受かったって本当?」
と言われたのです。
そんなコネがある訳ないし、地道に塾へ通って努力した結果なだけ。
流石にカチンときましたが、言い返しても泥沼になるので、
「それは違うよ」
とだけ言って、余計なことは言わないことにしました。
勝ち組でもなんでもない
我が家の受験は、正直、全然順風満帆ではありませんでした。
最後まで親子でバトルして大変だったし、第一志望には結果的に運良く合格したものの、他の志望校には不合格で、親子で涙も流しました。
それに、学校は受験して終わりではありません。
どこへ行っても、子どもへの心配事は尽きないもの。
ママ友からの嫌がらせを通して、逆に私は
「どこへ進学したとしても、子どもの人生は続く。受験結果は大切かもしれないが、それが全てではない」
と冷静に構えるように。
「人は人。自分は自分。他人と比べずに、自分らしさを大事にして過ごしたい」
との思いをより強くした出来事でした。
【体験者:40代・会社員、回答時期:2025年6月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Sana.Y
医療機関に勤めるアラフォーワーキングマザー。新卒で化粧品メーカーに入社後、結婚出産を機に退職。現在は転職し子育てと仕事の両立に励む。自分らしい生き方を求め、昔から好きだった書くことを仕事にしたくライターデビュー。化粧品メーカー勤務での経験や、会社でのワマザーとしての立ち位置、ママ友との情報交換を通して美容や教育、女性の生き方を考えた情報を発信している。