「お金がないなら、作ればいいじゃん!」
無邪気な息子の発想にニッコリするものの、お金の大切さを伝えなければ――。
思わぬきっかけから、A美さん宅で「お金の教育」が始まりました。
無邪気な息子の発想にニッコリするものの、お金の大切さを伝えなければ――。
思わぬきっかけから、A美さん宅で「お金の教育」が始まりました。
お金について教える、いい機会かも?
「わぁ、とっても上手にできたね! そのお金で、お店屋さんごっこしようか。でもね、本当のお買い物で使うお金は、紙では作れないの。一生懸命お仕事をして、頑張ったらもらえるんだよ」
どこまで理解できるかな? と思いつつ伝えてみると、「じゃあぼくも、お手伝いしたらもらえる? 」と息子。
これは、お金について教えるいい機会かもしれません。
少しずつ、学んでいこうね
その日から、簡単なお手伝いをしたらお駄賃を渡すことにしてみました。
息子は「今日はお皿あらった!」「洗濯物たたんだよ!」と、嬉しそうにお手伝いをしてくれます。
お金のために労働をすることや、その喜びを学んでくれているのを目の当たりにして、私もなんだか嬉しいです。
まだ幼い息子に、すべてを理解させるのは難しいかもしれません。
ですが、こうした小さな経験の積み重ねが、きっと彼の「生きる力」になる――そう感じています。
【体験者:40代女性・専業主婦、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。