ですが、ワガママな義姉にいつの間にか「無料シッター」扱いされるように!?
厚意を踏みにじられたような気持ちになり、距離を置かざるを得なかったといいます。
いったい何があったのでしょうか?
出産したばかりの義姉を気遣い……
去年の冬、兄夫婦に念願の第一子が生まれました。
両家とも、それはそれは喜び、私も幸せな気持ちでいっぱいでした。
出産したばかりの義姉は、初めての子育てに悪戦苦闘していたようで、はたから見てもとても大変そうでした。
もともと保育士として働いていた経験もあり、赤ちゃんの扱いに慣れていた私は、そんな義姉を気遣い、兄夫婦宅へと、家事育児の手伝いに行くようになりました。
「私がいる間はゆっくり休んでもらえれば」と、純粋に善意で動いていたつもりです。
義姉も「ありがとう、助かるわ〜」と感謝してくれ、こちらも嬉しくなっていました。
「週一で来てよ♡ 」
ところが、数回通ううちに、義姉の態度が少しずつ変化していったのです。
「ほんと助かる〜! 次はいつ来れる? 週一で必ず来てくれないかなぁ~」
「毎週火曜日とか、決まっていると私も助かるんだけど♡」
「え?」
私は週5のフルタイムで仕事をしており、今までだって実はだいぶ無理をしていたのです。
それなのに――。
私の善意が当たり前かのように扱われているように思え、違和感が大きくなっていきました。
しまいには、「友達も子どもが生まれたばかりで、大変そうなのよ~。ねえ、ちょっと手伝いに行ってあげてくれない?」と言われる始末。
あぁ、この人は私のことを「無料シッター」扱いしているんだなと思いました。
結局、距離を置くことに
私は見返りを求めていたわけではありません。
ですが、言葉でお礼を言うだけで、自分のことを都合よく使い倒そうとする義姉には呆れましたし、とても悲しかったです。
結局、私は義姉と距離を置くことにしました。
それから
家族だからと思いやりをもって接しても、その行為を利用されたことに、正直今も腹が立っています。
自分は小さい人間かもしれません。
甥っ子はとても可愛いので、会いたい気持ちはあるのですが、まだまだ義姉と顔を合わせる気にはなれません。
【体験者:40代女性・会社員、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:大城 サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。