寡黙な父と距離を埋められないまま大人になったC美。遺品整理中に、かつて父と交わしていた交換を日記を見つけ……。今回は筆者の友人のお話をご紹介します。
父の死後、初めて気づいた想い
不器用でも言葉にする努力をしてくれていた父の気持ちを、ようやく受け取れた気がしました。気付くのが遅すぎたけれど、この日記は父からの最後の贈り物になりました。
【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年4月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
illustrator : saaco
ltnライター:大城サラ
イベント・集客・運営コンサル、ライター事業のフリーランスとして活動後、事業会社を設立。現在も会社経営者兼ライターとして活動中。事業を起こし、経営に取り組む経験から女性リーダーの悩みに寄り添ったり、恋愛や結婚に悩める多くの女性の相談に乗ってきたため、読者が前向きになれるような記事を届けることがモットー。