出産は、人生の中でも特に大きな出来事の1つです。心も身体も不安定になりがちな産後、どこで誰と過ごすかは重要ですよね。今回は、最近出産を経験した筆者の友人が、里帰り出産についてのエピソードを聞かせてくれました。
里帰り出産希望
第一子の出産が近づく中、私は迷いなく「里帰り出産」を選ぶつもりでいました。
というのも、実家にはすでに昨年、姉が出産したときに揃えたベビーベッドやベビーバスなどがあり、環境が整っていたからです。
何より、両親は育児にとても協力的で、私の体を休めることにも理解がありました。
出産という大きなライフイベントに向けて、私は自分が心から安心できる場所で新しい命を育みたい、と思っていたのです。
義母の“当たり前”にモヤモヤ
ところが、義母にそう伝えると、激しく反対されてしまいました。
昔ながらの考え方を持つ義母は、里帰り出産について
「嫁なら、こっちで産んで姑に面倒をみてもらうのが当たり前」と言い張るのです。
さらには夫までもが、「母さんも2人の子どもを育て上げた母親だから、頼れると思うよ」と、義母に同調。
正直、かなりショックでしたし、不安になりました。
夫の態度が一変。決め手になったのは?
そこで私は、冷静に現状を説明することにしました。
「もしそちらに里帰りするなら、ベビーベッドやベビーバスなど、必要なものを1から準備しなければならないし、まとまった費用もかかりますよ」と。
すると、義母は一瞬たじろいだ様子を見せました。