しかし、驚いたことに夫は「だってお前動けてるじゃん。」と一言。
無理をして動いているのに、一切手伝おうという気のない夫に私はブチギレ!
「こっちは痛いの我慢してやってるんだよ! 私はあんたの母親じゃないんだからね!」と言ってしまいました。
謝罪
あまりにも腹が立った私は、離婚を覚悟で子どもを連れて実家へ戻ることにしました。
事の経緯を実の両親と義両親に報告。
すると、すぐに夫と義両親が実家へやってきて、私に謝罪をしてきたのです。
真っ先に頭を下げたのは義母。
「うちは男の子しかいなかったから、家のことはほとんど私がやって来たの。特に家事を教えることもしなかったし、お願いしたこともなかった。でも何もしないって言うのはおかしい。本当にごめんなさい。」と謝ってくれました。
義両親にこっぴどく叱られた夫も「悪かった。」と至極反省している様子。
私はもう一度だけやり直してみようと思いました。
その後
私の捻挫は1ヶ月ほどで快復。
夫は反省はしたものの、何をして良いのかわからないようで「何すれば良い?」とすぐに聞いてきます。
それでも、何もしなかった頃よりはだいぶ協力的です。
少しずつでも良いから、家事や育児を助けてくれるようになってほしいなと思っています。
【体験者:30代女性・会社員、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:RIE.K
国文学科を卒業し、教員免許を取得後はOLをしていたが、自営業の父親の病気をきっかけにトラック運転手に転職。仕事柄多くの「ちょっと訳あり」な人の人生談に触れる。その後、結婚・出産・離婚。介護士として働く。さらにシングルマザーとして子供を養うために、ファーストフード店・ショットバー・弁当屋・レストラン・塾講師・コールセンターなど、さまざまなパート・アルバイトの経験あり。多彩な人生経験から、あらゆる土地、職場で経験したビックリ&おもしろエピソードが多くあり、これまでの友人や知人、さらにその知り合いなどの声を集め、コラムにする専業ライターに至る。