今回は筆者の知人が公園で見かけた、とある父子のお話を紹介します。息子の“好きな色”がピンクだと聞いて、「その色は男らしくない!」と怒る父親。その時、横から「あの、すみません」と声が……!
信じられないという顔で「え、本当ですか?」と聞き返す父親。すると他のママたちも口々に「ええ、本当です。だから無理に青や緑を好きと言わせなくて大丈夫ですよ」「息子くんの好きな色を、パパが決めちゃダメですよー」と父親を諭し始めました。
ママたちに圧倒されたのか、父親は「わかりました、すみません」と頭を下げながら、息子の手を引いて逃げるように去っていったのでした。
息子に“好きな色”を強要しようとした父親の行動は、良くなかったかもしれません。おそらくですが、息子を愛しているが故に「間違ったことは正さないと」と言う気持ちがいきすぎてしまったのでしょう。
今回の出来事で、あの父親が【子供の意思を尊重すること】の大切さに気づけていればいいなと思います。
【体験者:60代・女性・無職(年金受給者)、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Hinano.N
不動産・金融関係のキャリアから、同ジャンルにまつわるエピソードを取材し、執筆するコラムニストに転身。特に様々な背景を持ち、金融投資をする女性の取材を得意としており、またその分野の女性の美容意識にも関心を持ち、日々インタビューを重ね、記事を執筆中。