夜9時、玄関のチャイムが鳴り、いつもの配達かと思いきや――。戸建てで置き配を利用する筆者の友人が、思わず背筋が凍る体験をした夜。日常に潜む小さな“怖さ”を感じた出来事を聞かせてもらいました。
便利な「置き配」が当たり前の日常
つい先日のこと。私は戸建てに住んでいて、普段の配達は「置き配」に設定しています。
置き配はとても便利。不在のとき以外にも、子どもが寝ているときや家事で手が離せないときも助かっています。
夜9時、突然のチャイムと不審な訪問者
ところが、その日は違いました。
「ピンポーン」
夜9時前。子どもたちと寝る準備をしていたとき、玄関のチャイムが響きました。
普段は置き配を利用しているため、この時間にチャイムが鳴ることはありません。驚いて、慌ててインターフォンのモニターを確認。
そこに映っていたのは、見慣れない男性の姿でした。「配達です」という声に、夫宛の受取り印が必要な荷物かもしれないと思い、はんこを手に玄関のドアを開けました。以前、一度だけ夫宛に受取り印が必要な荷物が届いたことがあり、その可能性を考えてしまったのです。