我が子が学校へ行きたがらない。どんなにその気持ちを尊重したくても、胸がざわついてしまうのが親というもの。今回は筆者が経験した「胸がざわつく本当の理由」に気づいたエピソードをご紹介します。
自分の心のクセと向き合う
そして、その会の代表の方にこう言われたのです。
「何もしていないことを許せない」「努力しない自分には価値がない」というような考え方を、子どもに対してではなくまず自分自身に持ってしまっているのではないか? と。
確かにそうでした。何もしていない自分に対する無価値観がずっと私にはあったのです。
子どもを自分の分身のように感じ、自己投影しやすい存在であるゆえに、休む姿を自分に重ねてイライラしてしまうのはよくある、ということでした。
そうだとすると、まずは「何もしていない自分を許す練習」から始めていきたい、と思ったのでした。
【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:長橋知子
38歳で未経験からWEB広告制作の在宅ワークに挑戦し、セールスライター・WEBライターとして活動をスタート。読者に寄り添うライティングを大切にしている。特に、人間関係や育児、地域活動、女性の生き方に関するテーマが得意。また、noteで赤裸々エッセイを発信し、Kindle書籍も出版。「どんな自分でも生きていける」社会の実現を目指して奮闘中。