長く愛用した棚を、粗大ごみに出したA子さん。
ところが、近所に住むB子さんが「もらってあげるわ♪ 」とその棚を持ち帰ってしまい、唖然。
後日、B子さんが放った<まさかの一言>に、思わず怒り心頭してしまったそうです――。
ところが、近所に住むB子さんが「もらってあげるわ♪ 」とその棚を持ち帰ってしまい、唖然。
後日、B子さんが放った<まさかの一言>に、思わず怒り心頭してしまったそうです――。
お気に入りの棚が、寿命に
10年以上使っていたお気に入りの棚を、ついに手放すことにしました。
お気に入りの家具でしたが、いよいよガタつきが気になり、「そろそろ寿命かな」と感じたのです。
マンションの粗大ごみ回収日。
決められた収集場所まで棚を運び、少し名残惜しい気持ちでいると、同じマンションに住むB子さんとばったり出くわしました。
「私がもらってあげる♪ 」
私が捨てた棚を見ると、「あら! この棚捨てるの? まだ使えそうじゃない」とB子さん。
「えぇ、気に入っていたのですが、もうガタがきちゃって」
彼女はしげしげと棚を見やると、「なら、私がもらってあげるわ♪」と満面の笑みを浮かべました。
「えっ?」
自分が捨てたばかりのものを持ち帰ろうとする彼女に、少し薄気味悪さを覚えます。
そんな私をよそに、B子さんは、よいしょっと棚を抱え、自宅へと帰っていってしまいました。
あっけにとられてその場に立ち尽くしていると、これまた同じマンションのC美さんがやってきました。
「見たわよ。あの人ね、近所の粗大ごみをよく持って帰ってるの。回収日が近づくと、ごみ置き場の周りをウロウロしてるのよ」
驚いて言葉を失っていると、C美さんはさらに続けます。
「うちの隣の人も、捨てたトースターを勝手に持って帰られて怒ってたわ。ちょっとズレてるのよね」
なるほど、常習犯だったのか――。