今回は筆者の友人A子さんの、まさかすぎる体験談をご紹介します。
可愛い我が子だけど、発語が少なくて心配
A子さんには3歳の一人息子がいます。
愛しくて仕方ない我が子なのですが、一つ気になっていることがありました。
それは、3歳になっても発語が少ないこと。
A子さんはそのことについて気にしていたのですが、ママ友は「個人差があるから大丈夫だよ」と、いつも励ましてくれていました。
初めましてで意気投合! ところが……
ある日ママ友と公園へ行くと、初対面のBママ親子と出会いました。
子ども同士が3歳の同級生と分かり、A子さんとBママは盛り上がったのですが、
「息子君って大人しいね!」
Bママはそう自然に、発語について触れてきたのです。
A子さんが「発語がまだ少なくてさ」と、今の悩みを言うと……。
ドヤ顔でダメ出しを連発!そんなに言う??
「それって、言葉のシャワーが足りてないんじゃない?」
「絵本とかもっと読まなきゃだめだよ!」
と、まさかのドヤ顔でBママにダメ出しをされたのです。
驚いていると、それを横で聞いていたママ友が、
「A子さん、いつも絵本いっぱい読んでるもんね」
「今はいっぱい吸収してる時期なんだよ~!」
そう優しくフォローを入れてくれたのですが、Bママはお構いなしにA子さんの育児にダメ出しを連発してきました。
優しいママ友には本当に感謝。もう二度と会いたくないわ
「そろそろ私達はお昼ご飯行こっか!」
そうママ友が助け船を出してくれたのですが、
「ママ友でランチ行くとさ、子どもって騒ぐでしょ? その時スマホとか見せてたらダメなんだよ!!」
Bママはその場を離れるまで、A子さんにダメ出しを続けたのです。
A子さんは本気で悩んでいたので、Bママの言葉の全てにショックを受けました。
それでもその後、ママ友がBママにとても怒っていて、それだけで気持ちは救われたものです。
初対面なのにそこまで言う人もいるのかと驚きましたが、ママ友の優しさに本当に感謝した出来事でした。
そして自分の物差しだけで物事を測ってはいけないと、改めて思ったのでした。
まとめ
確かに「自分の育児方法が一番正しい」という考えの人もいます。もちろんそれを否定はしませんが、ママの数だけ育児の数もあるもの。
他人の育児を否定せず、柔軟な考えで受け止めてもらいたいものですね。
【体験者:30代・主婦、回答時期:2025年5月】
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:Yuki.K
飲み歩きが趣味の元キャバ嬢。そのキャリアで培った人間観察力でコラムを執筆中。すっと人の懐に入ることができる天然人たらしが武器。そのせいか、人から重い話を打ち明けられやすい。キャバクラ勤務後は、医療従事者として活躍していたが出産を機に退職。現在はこれまでの経験で得た人間関係を取材に生かし、主に女性の人生の機微を記事にするママライター。