いつも親しくしている友人でも、友人のある一面を見たときに、「ここは改善して欲しい」と思うことってありますよね。今回、ご紹介するのは、筆者と推し活仲間のA子との飲食店でのエピソードです。

半分程度食べるのであれば、割り勘にしてほしい

A子のこうした状況が繰り返されると、自分が買わなくてもどうせもらえるという下心を感じます。推し活をしているとお金はすぐになくなるので、食費を削りたいのは分かります。だからといって、周囲に依存するのは少し違うように思います。

ただ、A子の真意は分かりません。1人ですべて食べるのは無理でも半分くらいなら食べられると最初から思っていたのかもしれない、あるいは、オーダー後に気が変わったのかもしれない……。ただし毎回このような状況になるのであれば、食後でもいいので「半分くらい払うよ!? 私もたくさん食べたし、割り勘にする?」とたまには一言あってもいいなと思います。

自分の心の狭さを自覚しているものの、私も推し活で出費がかさんでいるので、推し仲間であるからこそ、A子には気持ちを理解してほしいという思いがあります。自分が苦労しているからこそ、相手にも気持ちを分かってほしいと思う私です。

【体験者:30代・筆者、回答時期:2025年5月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:太田あやこ
大学でジェンダーや女性史を学んだことをきっかけに、専業ライターとして活動中。自身の経験を活かしながら、幅広い情報収集を行い、読者に寄り添うスタイルを貫いている。社会の変化の中で、独身女性が直面する課題や選択肢に光を当て、より自由で豊かな生き方を模索する記事を執筆。人生の選択肢を広げるヒントを提供し、日々の悩みに少しでも明るさをもたらせるよう、前向きになれる記事づくりに取り組んでいる。