Yは3人きょうだいの真ん中で、地元に嫁ぎました。実家のすぐ隣に住んでおり、母との関係は良好。
子育てを手伝ってもらったり、母の買い物や病院への送迎をしたりと、自然な助け合いが日常でした。お互い無理のない範囲で支え合い、ちょうどいい距離感が保てていたのです。
ところが、お盆や年末年始など弟夫婦が帰省してくる時期になると、空気が少し変わります。母はお嫁さんにとても優しく接し、洗剤や乾物、お中元やお歳暮の品をたっぷり持たせて「また来てね」と笑顔で送り出します。